いろいろな「テック」のビジネスモデル

「○○テック」という言葉。

おそらく最初は「フィンテック(FinTech)」という言葉から始まったものだと思われます。

フィンテックとは、

  • Finance(金融)の Fin
  • Technology(テクノロジー)の Tech

を組合せてできた造語で、

「最新の科学時術を駆使して金融サービスを行う」

という意味になります。

「金融IT」「金融テクノロジー」などと訳されることもあります。

 

  • モバイル決済
  • 仮想通貨
  • クラウドファンディング

などがフィンテックの例。

 

その後、「○○テック」という言葉がいろいろと生まれてきています。

フィンテックの次に作られた言葉は、おそらく「アグリテック」だと思われます。

  • Agriculture(農業)の Agri
  • Technology(テクノロジー)の Tech

を組合せてできた造語で、

「科学時術を駆使して農業をする」

という意味になります。

 

自然を相手にする農業はテクノロジー的なものとは縁が遠いように見えるかもしれませんが、じつは農業に対してテクノロジーができることはたくさんあります。

たとえば

  • 品種改良に使うバイオテクノロジー
  • ドローンや人工衛星で作物の生育管理をする
  • 農作業をするロボット
  • 植物工場

などはすべてアグリテックです。

 

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その次に作られた言葉はおそらく

食(フード)+ テック = フードテック

でしょう。

 

このところの「フードテック業界」の中心的話題の1つは

「肉を使わずに肉そっくりのもの(代替肉)を作る」

というビジネスです。

大豆や野菜の加工法を工夫して作るケースと、肉の細胞を培養して試験管で作るケースがありますが(ようするに培養肉)、とくに後者には「テクノロジー感」が強烈ですね。

 

日本だと少なくとも今はまだ「培養肉」に対して抵抗を感じる人が多いと思われますが、アメリカには気の早い人がいるらしく、「培養肉を使ったレシピブック」が発売されています。

 

もう1つの話題は

  • 調理ロボットが料理を作る
  • 3Dプリンタで料理を提供する

というもの。

ロボットが料理を作る様子をこちらのページで見ることができます。

http://www.moley.com/video/moley_future_served.mp4

 

(参考)

フィンテックの次にフードテック・ブームが来ると確信できる10の理由

https://forbesjapan.com/articles/detail/21177

 

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「ヘルステック」という言葉も作られています。

健康(ヘルス)+テクノロジー

ということですね。

たとえば

「食事の写真を撮り、AIにメールする→AIがその写真から食材や調味料を解析し栄養バランスを計算する→解析内容とより健康になるための食事のアドバイスを返す」

といったサービスなどはその1つです。

またたとえば、

「テクノロジーで現代人の睡眠不足を解決しようというサービス(センサーで睡眠の状態を測定し、AIがそれにあわせて気温を調節するなど)」

が考えられており、広い意味ではこれもヘルステックなのですが、特別に「スリープテック」と呼ばれることがあります。

 

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教育(エデュケーション)とテックとを組み合わせた「エデュテック(EduTech)」。

「エドテック(EdTech)」と呼ぶ人もいます。

インターネット上でさまざまな教育サービスを提供しようというのはすべからくエデュテック

になります。

 

(参考)

エデュテックがフィンテックに続く狙い目だ

https://jp.techcrunch.com/2016/08/15/httpstechcrunch-com20160813edtech-is-the-next-fintech/

 

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アメリカでこのところ急激に活発になってきているのが「ベビーテック」と呼ばれる分野。

テクノロジーで子育てをサポート、というわけです。

活発になってきているあらわれとして、優れたベビーテックを表彰する「ベビーテック賞」という賞が存在しています。

 

ベビーテックの事例としては

  • 乳児が飲んだミルクの量をアプリで管理する
  • 乳児向けのウエアラブル体温計(遠隔管理する)
  • 乳児の睡眠を管理するデバイス
  • 親が乳児に話しかけた言葉の数、内容を記録し、親に効果的な教育方法をアドバイスする

などがあります。

 

(参考)

「ベビーテック」はイヤイヤ期の子育ての救世主となるか

https://forbesjapan.com/articles/detail/21346


(合格者全員に進呈)

独立して「講師になる!」「教室をひらく!」スタートアップガイド